バンシーは近接攻撃と「防御力低下」による状態異常を主軸とした支援型の敵です。
スキル強化に応じて敵全体に影響を及ぼす回復スキルも使用するようになります。
通常攻撃は両腕のハサミ状のアームによる近接攻撃で、魔法属性のダメージと、後述する【浸食】効果を発生させます。
1撃当たりの魔力ダメージは「5.0%」で、「20発」で魔力切れとなります。
スキル攻撃は複数所持していますが、基本的に「時間経過」で効果が発動するタイプで、ライフ残量に関わらず、定期的に使用して来ます。
スキル1「浸食」:通常攻撃が命中すると【浸食】DeBuffを付与します。(最大5つまで)
【浸食】効果は直ちに影響はありませんが、15秒毎に【浸食】効果を吸収し、吸収した数に応じてこちらの防御力を【浸食×5%】だけ低下させ、同時に自身の防御力を上昇させる効果を発揮します。
なお、説明文には「必ず命中する」と書かれていますが、実際には回避率による回避が可能です。
また、DeBuff扱いとなる為、レベル差があると【浸食】効果そのものが「ミス」扱いとなる事があります。
スキル2「相変」:定期的に戦場内に「3つ」の巨大なブロックを設置します。
このブロックに接触すると物理ダメージを受け、【浸食】効果で発生した「防御力低下」の効果がリセットされます。
「防御力低下」が累積した状態では被ダメージが大きくなる為、戦闘が長引きそうであれば、早々に「自分から当たりに行く」事も考えてください。
スキル3「烈変」:「少女と皇帝」では「ハード」以上で使用する追加スキルで、定期的に「自身にシールドを展開」します。
このシールドを破壊した場合、敵全体にライフ値20%の回復効果+物理属性の範囲ダメージが発生し、破壊しなかった場合も自身のライフ値10%の回復効果が発生する厄介なスキルです。
破壊した場合のデメリットが大きいので、このスキルを所持している場合は、先に取り巻きから倒すと良いでしょう。
スキル4「怨火氾濫」:「少女と皇帝」では「ベテラン」以上で使用する追加スキルで、6秒間に受けた「攻撃回数」と「ダメージ量」に応じて、2種類の範囲物理攻撃を発動する自動反撃型のスキルです。
攻撃を受けるとライフバーの上に表示されている「怨火」の累積数が増えて行き、この数値に応じて反撃方法が決定されます。
怨火が「12」以上の時は「自分を中心とした5m以内の全ての敵」に対して【吹き飛ばし】効果を伴った爆発のような反撃を行います。
「18」以上の場合はターゲットに対して「8HIT」する強力なレーザー照射による反撃を行います。
このレーザー攻撃は発生が早い上に、回避率による回避も、移動による回避も不可能となっていますが、【スタン】や【沈黙】などの効果で中断させる事は可能です。
怨火が「11以下」の場合は何も効果を発揮しません。